市原−名古屋 at 市原臨海

tetsugo2004-05-09


初めて市原臨海競技場へ行ってきました。試合結果はこちら

最寄り駅は五井。「いつい」かと思ってたら、「ごい」って読むのね。りんかい線で行ったので、新木場から五井までが乗り換え含めて40〜50分。そこからバスで10分程度なので、新木場からさらに1時間はみたほうがいい。

で、肝心のスタジアムはというと、意外と見やすい。メインスタンドの自由席に座ったんだけど、ペナルティアークの真横ぐらいに座れたのでかなり見やすかったです。ゴール裏は、トラックの分だけ遠いんだけど、角度が急なので結構良さそう。予想外に良いスタジアムでした。座る場所にもよると思うけど、等々力のバックスタンドで見るよりは、ずっと気持ちいいです。

あと、市原のサポーターは見方に向かって意外と攻撃的なヤジを飛ばしてました。柏ほどではないけど。やっぱ、名古屋サポは行儀が良くていいなぁと実感。

で、肝心の試合は、市原、名古屋とも、動きのある攻撃を多く見ることができて満足できました。市原はよく「走るサッカー」と言われますが、なるほど、マイボールになると、味方がボールホルダーをどんどん追い越していくのがよくわかる。自分は、競技場で観戦するときは、ボールホルダーを見ないで、周りの動きをボーっと見て、次はどこへパスするんかなー、と予測しながら観るんだけど、市原の試合は人が動きすぎるので、見ているこっちの頭が疲れちゃう。いやぁ、凄い。

しかし、前半は市原にパスを繋がせずに、名古屋がやや攻勢。ピチブーが先制のダイビングヘッド。気持ちよかったです。しかし、後半にコーナーのこぼれ球をダイレクトで打ち返されて同点。その後はお互いに決定機を作るも決めきれずにドローで終了。ま、市原相手に良い試合ができたので良かったんじゃないのかねぇ。

グランパスは、非常によくボールがまわってました。ガンバ戦では、右は、幸治郎+中村、左は、中谷+マルケス、という役割分担がはっきりしすぎて、ほとんど2人のみで崩そうとする場面が多いように見えたんだけど、この試合は、大野が頻繁に2人に絡んでサイドの突破を助けていたのが印象的でした。去年の味スタのヴェルディ戦で見せてくれた直線的なカウンターとは違い、ワンクッション入ったようなカウンター。まだ、繋いで崩す、という域までは行ってないものの、人とボールがよく動くサッカーは、見ていて楽しいですね。

そして市原。やはり凄い。ピッチ全体が見える生観戦だと、攻撃に移ったときの追い越しっぷりがとってもよく分かります。ボールから遠いところで、全力で走る選手がいて、それにつられて他の選手も動き出す…。今日はボールの出が悪くて、オフサイドラインで渋滞を起こすことが多かったけど、見ていて面白いのは確か。