ヘルボーイ

念願のヘルボーイを鑑賞。日本だけ公開が遅れていたのだけど、その分、ディレクターズカット版で公開。

見に行く前は、実は内容には期待していなかったのだけど、なかなかどうして普通に面白い映画だった。

ベースは、破滅の種子。そこに、各エピソードをから印象的な場面をちょろちょろと割り振ってある感じ。一番のポイントは、ヘルボーイの性格が原作通りなこと。皮肉屋で、ドジが多い。エイブは真面目。あと、敵があっさりやられたりするあたりも原作っぽい。

いわゆるハリウッド的なつくりだと、導入があって、キャラ紹介があって、転機があったあとにそこからウワァァっとクライマックスへなだれ込む感じなんだけど、ヘルボーイは淡々と淡々と話が進んでいくので、眠くなる人がいるかもしれない。だけど、原作もそんな感じなので、あまり違和感がなかった。

原作を読んで面白いと感じる人だったら、映画を見ても面白いと感じると思う。でも、2000円くらいするから、映画見たほうが安いね…。

次は、ミニョーラの絵柄でアニメ版ヘルボーイが見たいなぁ。