日本、ワールドカップ出場決定

毎週水曜は英会話なので、後半から自宅でテレビ観戦した。

柳沢のゴールは、ボールに集中して詰めたゴール。こういう気持ちの入ったゴールは好きです。大黒のダメ押し点は見事。そして、試合終了。

ああ、決まってしまった。なんかあっさり決まってしまい、正直拍子抜け。テレビでは、パブリックビューイングやら、スポーツバーやらで、集団で観戦していた人たちが大騒ぎしている映像が移っているけども、どうも何か距離感を感じる。僕は、今の代表には、どうも熱くなりきれない。応援してないわけじゃない、気にならないわけじゃない。興味がないなら試合自体見ないし。

熱くなれない理由は簡単。グランパスの選手が少ないから。

8年前の代表だって、グランパスの選手はいなかった。でも、ジョホールバルを思い出すと、同じくテレビ観戦だったのだけど、応援で取り乱すのを家族に見られたくなくて自分の部屋にこもりきって、前半の中山のゴールに狂喜してハーフタイムを迎え、アジジ、ダエイ、城のゴールを見た後で、岡野のVゴールを見た瞬間、「ぉおっ!」と短い声をあげて、「日本 初出場」という字幕を見て涙がじわじわとこみ上げてきた。

興奮して眠れなくて、小雨が降る中、自転車で外に出てスピード写真で記念撮影してから長髪をばっさり切っておかっぱ頭になり、コンビニに駆け込んでスポーツ新聞を全紙買い込んだ。あの試合は、今ふりかえっても、胸が熱くなるものがある。

当時はグランパスを応援して間もなかったけど、8年経つうちに、帰属意識がどんどん狭まってきちゃったんだろうな…。例えるならば、(偏見だけど)野球の日本代表に興味がない阪神ファンみたいなものか。

楢崎はものすごく尊敬しているのだけど、名古屋に来る前に、既に楢崎は楢崎だったので、どうも、フリューゲルスからの借り物という感じが未だにぬぐえない。大森や幸治郎は、名古屋で芽が出たタイプなので、「俺たちの」感がある。角田あたりがボーダーライン。

古賀が代表に入ってくれれば、また入れ込み度も違ってくるんだろうけど…。