Rangers、メシエの11番の永久欠番セレモニーを開催

 

94年、Rangersにスタンレーカップをもたらしたメシエの永久欠番セレモニーが、マジソンスクエアガーデンでのRangers対Oilers戦の試合前に行われました。(EdmontonOilersは、メシエがRangersの前に所属して、7年で5度の優勝を飾ったチーム)

http://www.newyorkrangers.com/tradition/Messier/default.asp?Ref=Skyscraper
http://www.newyorkrangers.com/pressbox/pressreleases.asp?id=1885

リンクに入ってきた時から、すでに涙ぐんでいたメシエ。94年の優勝メンバーに囲まれ、再びスタンレーカップをNYの観衆の前で掲げた後、第九の歓喜の歌が流れる中、彼の11番がついにガーデンの天井へ。

試合のほうは、OTまでもつれ込むも、最後はヤーガーが決勝ゴールを決めて見事にRangersの勝利。


94年のRangers優勝当時、日本では試合は見られなかったのだけど、ニュース等でメシエがいかに重要な存在だったのかが何度も強調されていた。もともと熱い選手が好きなので、あの外見とキャプテンシーは、もろにツボ。NHLが日本で開幕戦を見に行ったときは、試合はペンギンズ対プレデターズだったのだけど、迷わずメシエのTシャツを買った。
# カナックスのメンバーとしてメシエが来日したときは行けなかったのだけど。

今年も現役を続けてくれていれば、生で見られたのだけどなぁ…。

SportsIllustratedで、全スポーツを通じても最高のキャプテンと称されたメシエ。NYにとっては、ベーブ・ルース、ジョー・ネイマスなどに匹敵する存在と言われている。


いつも思うのは、こういうセレモニーは選手本人はもちろん、ファンにとっても非常に幸せな瞬間であるということ。5年なら5年分、20年なら20年分、各々がそのチームなり選手なりに注いだ愛情の分だけの見返りをもらえる瞬間だろう。こういう喜びは、スポーツファンにとってとても重要な要素で、いつもながら北米プロスポーツはこれを盛り上げるのがとても上手い。ほとんどプレーを見られなかった東洋人までもらい泣きするほどの演出は、ほんとうに見事だ。