川淵はオフ?

オシム様が帰国されたようです。

ただ、すんなりと代表監督就任という訳にはいっていないみたいですね。

http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2006/06/30/02.html

千葉の淀川隆博社長(55)は来年1月31日まで残るオシム監督との契約を盾に、強気な姿勢を貫いた。「契約を満了していただきたい。引き続きお願いしたい。その方がわれわれもサポーターも納得する」。当初はオシム監督の代表監督就任を容認していたが、クラブ事務所に連日100通を超える抗議メールが届くなどサポーターの感情などを考えて方向転換。日本協会の田嶋技術委員長を交えての3者会談に向けても「困るのは向こう(日本協会)。こっちはオシムさんに(千葉の監督を)やってもらうだけ。(田嶋委員長は)ドイツで試合なんか見てる場合なのかな」。その上で「日本協会の強引なやり方は、いい前例にならない」と不満をぶちまけた。

ジェフの社長が怒るのも無理はない。「JリーグクラブはJFAに代表監督を差し出すのは当然」という驕りが我慢ならんのでしょう。

ジェフは独立したクラブチームで、クラブとして勝たなくてはいけないし観客も呼ばないといけない。その観点で言えば、オシムを失うのは、成績と集客と両方の面で大打撃なのは明白です。そういうクラブに対する配慮が全くないままに、JFAがなし崩し的に事を進めているのが腹立たしい、というのは全く持って筋が通った話。

ただ、オシムとしては代表監督に興味があるようですし、仮にオシムの代表監督就任を阻止したとしても、ジェフがオシムを留められるのは半年。さらに、ジェフのイメージ低下も避けられない。結局は、社長が最初に言っていたように、「断れない話」なんだと思います。

なので、要は騒動の発端になった川淵がジェフに出向いて、「ご迷惑をおかけしてすいませんでした。ジェフとしての立場もあるかと思いますが、ここは日本サッカー全体のために、どうかオシムの代表監督就任を認めていただけないでしょうか」と言えば済む話なんだと思うのですが、

http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2006/06/30/01.html

オシム監督の要望を受け、日本協会の対応は素早かった。川淵三郎キャプテンがオフに入っているため、7月11日帰国予定でW杯ドイツ大会を視察中だった田嶋技術委員長を、30日に帰国させることを急きょ決定。田嶋委員長は滞在先のホテルで「最後の詰めをしっかりしたい。(千葉に)電話をしたが、話は進展していない。これまでのいい反応が違っていれば困るし、まだ3者で話をしていない。ジェフに失礼がないようにしていきたい」と誠意ある態度で千葉側に理解を求める構えを示した。

川淵休暇中かよ!

ワールドカップ中にオフ!?サッカー協会会長が!?日本代表が勝ち進んでいたとしてもオフだったんですか!?

オフを返上して、すぐにでもジェフに謝りに行くべきだと思うのですが。