ダンジョンズ&ドリーマーズ

Ultimaリチャード・ギャリオット(ロード・ブリティッシュ)、DoomQuakeジョン・カーマックらを通して、アメリカのゲーム史を語った本。3部構成になっていて、そのうち2部がそれぞれ2人に関する話で、残りの1部が、90年代のネットワークゲームの発展に関する話になっている。
RPGの原点がテーブルトークであるならば、ユーザ同士のコミュニケーションは欠かせない要素であり、それを具現化したのが現在のMMORPGである、という趣旨には「そういえばそうだよな」、と今更気がつきました。

最初の、Ultima黎明期の話は非常に楽しめたが、後半のFPS全盛期の記述に入ると、実体験が欠けているせいか、いまいち話に入っていかれなかった。(MDの32XでDoomはやったんですが)
でも、最近になってAgeOfEmpireのネットワーク対戦をしたのですが、これがめちゃめちゃ面白く、DoomQuakeではまっていった人たちの気持ちがほんの少しだけわかったような気がします。