book

ウェブ進化論

asin:4480062858これも成田で買った本。なんだかやたらと売れたらしい、ということで読んでみました。以前、著者がCNETで連載していたBlogで細切れに話していた内容を、ぎゅーっと濃縮したような感じです。ウェブの存在が、どのように、どれくらい、社会を変…

超バカの壁

ASIN:4106101491養老孟司が、若者や子供やテロなど、世の中の問題について語ったことをオムニバスにまとめた本。これ、別に「バカの壁」の続編じゃないよね。読んで一ヶ月も経ってしまうと、ほとんど何も覚えてませんでした。

バカの壁

ASIN:4106100037これも成田で買った本。出たばかりのころ、五反田の本屋で探すも見つからず、まあいいかと思っていてずっと読んでませんでした。タイトルになっている「壁」については、男女の学生に出産のビデオを見せたときに、男子学生からは「知っている…

国家の品格

ASIN:4106101416ウィーンへ行く途中に、バカの壁と一緒に成田で買いました。何でも、ものすごいベストセラーだそうで。内容を一言で言えば、「論理だけでなく情緒も必要」という感じになるのでしょうか。同じ事象について論理的に考えを進めていったとしても…

Understanding and Using English Grammar: Student Book Full

ASIN:013958661Xカナダに来て間もないころ、文法の参考書として英語の先生に薦められて買った本。500ページ近くある分厚い本ですが、毎日少しずつ進めていって、先日ようやく終わりました。内容は、英文法。時制、助動詞などにトピック分けされた章に練習問…

英単語・熟語ダイアローグ1800―対話文で覚える

ASIN:4010526661カナダにいる間は、意図的に和書は読まないようにしていたので、久々のbookエントリです。タイトルで見てのとおり、英語の教材。簡単な日常会話集がほしいと思っていて、年末に日本で買ってきました。1〜2分くらいの会話が、110本入ってます…

終わらぬ「民族浄化」セルビア・モンテネグロ

ASIN:4087202976年末年始の一時帰国からカナダに戻ってくるときに、飛行機の中で読んだ本。さっき本棚にあるのを見つけて、そういえばここに書いてなかったことを思い出した。著者は、名古屋サポには説明不要の木村元彦。一連のピクシー関連本を読んだ人も多…

Pronounce It Perfectly In English

ASIN:0764177494カナダに来て、発音が悪いと全く持って英語が通じないことを痛感し、近所の本屋で買い求めてきた教材がコレ。先日、ようやく読み(聞き?)終わりました。日本のReading偏重英語教育に浸かっていると、発音なんてすっかり忘れていたりするの…

城のつくり方図典

ASIN:4096260916ちょっと前に、小田原へ行ったときに本屋で見つけた一冊。かなり読みごたえがあった。石垣、堀、天主、など、何げに見ていたものについて、これでもかと由来や作り方などを詳しく教えてくれる。城は大好きなので、いくつかの城に行ったのだけ…

さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学

ASIN:4334032915前々からちょっと気になっていたので、外出ついでに最寄駅そばの本屋で購入。確かに、例え話が豊富でとてもわかりやすい。かなりやわらかくできているので、つるーっと読める。表題にもなっている、いつまでたっても潰れないさおだけ屋のほか…

隠し剣孤影抄

ASIN:4167192381映画「隠し剣鬼の爪」の原作となった短編を収録。たそがれ清兵衛も、鬼の爪も、城勤めの下級武士が主役だったけど、この短編集の主人公たちもそういう、言わば弱い立場の人たち。派手なチャンバラ劇ではなく、どちらかといえば地味な人たちが…

ローマ人の物語 (10) ― ユリウス・カエサル ルビコン以前(下) 新潮文庫

ASIN:4101181608ガリア戦記後半。ヴェルチンジェトリックスとの対決が見せ場。でも、最も重要なのは言うまでもなくルビコン越え。ガリア遠征を開始して以来、前線で軍を率いつつ領地の内政を行うと同時に、ローマの情勢も把握していたカエサルは、突出した存…

山本昌邦備忘録

ASIN:4063086534連休中に、図書館で借りて読んだ。やはり、当事者が自分の言葉で書いた資料というのはとても重要だ。読んでいても、手触りが違う。内容は、トルシエが日本代表に就任してから日韓ワールドカップを戦うまでの内容を、山本コーチが語ったという…

ローマ人の物語 (9) ― ユリウス・カエサル ルビコン以前(中) 新潮文庫

ASIN:4101181594この巻は、ガリア戦記五年目まで。ガリア戦記の前半ともいうべき内容で、ここからカエサルの快進撃が始まる。自分の無知をさらけだすのも恥かしいのだけど、いままで系統立てて世界史を習ったことがなく、中学レベルで止まってしまっているの…

ローマ人の物語 (8) ― ユリウス・カエサル ルビコン以前(上) 新潮文庫

ASIN:4101181586これを読んだのは二ヶ月くらい前なので、かなり内容を忘れているのだけど、読んだ本の記録という意味で書いておく。前の巻まで進んでいた話をひとまず中断して、カエサルの誕生からガリア戦記の前までを語ったのがこの巻の内容。以後、頻繁に…

構造主義科学論の冒険

ASIN:4061593323構造主義を一言で言えば、「同じモノを見ても、解釈の仕方は人それぞれ違う」といった感じになるのだろうか。ともかく、そんなところに共感を覚え、友達から薦められたのがこの本。でも、ちょっとなじめなかったなぁ。古代ギリシャから現代の…

人はなぜ学歴にこだわるのか

ASIN:4334783503小田嶋隆は、その昔中学生くらいのときに「我が心はICにあらず(ASIN:4334709982)」を読んで以来何かと気になっていて、ちょっと前からはBlogを楽しみにしている。モノ書きの人のBlogってことは、タダで読める本と一緒だと、ふと気付いたけど…

ローマ人の物語 (7) ― 勝者の混迷(下) 新潮文庫

ASIN:4101181578同盟者戦役を経て、マリウスからスッラの時代へと進んでいき、そしてポンペイウスが登場。そして、とうとうカエサルという名前が登場し始める。スッラはローマ政体の建て直しを元老院強化によって行おうとしたが、その際、まず独裁官となって…

ローマ人の物語 (6) ― 勝者の混迷(上) 新潮文庫

ASIN:410118156X膨張したローマが、内乱にさいなまれるのがこの巻。ポエニ戦争までは、いいとこだらけだったローマの政体だが、私有農園という既得権を手放すことを要求したグラックス兄弟の改革に、元老院階級が強く反発。最終的にグラックス兄弟を死に追い…

ローマ人の物語 (4) ― ハンニバル戦記(中) 新潮文庫

ASIN:4101181543いよいよハンニバル登場。スペインからアルプスを越えて北イタリアに突如現れたハンニバルはイタリア本土に侵入して連戦戦勝。ローマは野戦を避けて持久戦をとる。ハンニバルの狙いは、ローマ周辺で勝利を重ねることで、周辺国のローマからの…

ローマ人の物語 (5) ― ハンニバル戦記(下) 新潮文庫

ASIN:4101181551で、下巻。とうとう第二次ポエニ戦争が終結。すっかり国力の低下したカルタゴ。ローマの視線は東へ向かいギリシャへ。が、筆者の解釈によれば、ギリシャへの介入は嫌々というか、なんだか気が付いたらマケドニア、シリア、ギリシャの抗争に引…

ローマ人の物語 (3) ― ハンニバル戦記(上) 新潮文庫

ASIN:4101181535さあきましたよ、ハンニバル!といっても、この巻ではまだ登場せず。シチリア島をめぐって、カルタゴとローマとが戦った第一次ポエニ戦争がここではメイン。最初は海軍を持っていなかったのだけど、一気にキャッチアップしてカルタゴ相手に勝…

ローマ人の物語 (2) ― ローマは一日にして成らず(下) 新潮文庫

ASIN:4101181527共和制ローマの政体が確立され、イタリア半島を統一するまで。一番の見所は、王政、貴族政、民主政とがごっちゃになったようなローマのシステム。すなわち、執政官、元老院、市民集会とを持ち、執政官には、貴族平民の別なく選ばれることがで…

星屑たち それからのアトランタ組物語

ASIN:4575297569書店で見かけて、思わず手にとってしまった。前園をはじめとするアトランタ組がすごしたこの10年を振り返ったノンフィクション。ある日突然、芸能人のような扱いになり、サッカー選手であることを見失っていった過程が、インタビューによる彼…

国見発サッカーで「人」を育てる

ASIN:4140881151情熱大陸に小嶺監督が出た回を見て、思わず買ってみた。題名の通り、人として大切なことをサッカーを通じて教える、というのがとうとうと一冊分書いてある。サッカーに取り組む姿勢や、日々の生活など、いろいろな分野について触れられている…

灘中の数学学習法

ASIN:4140880279Webをぷらぷらと見ていたときに目についたので、職場近くの本屋で購入。自分自身、学生時代は塾で算数、数学を教えていたので、かの灘中ではどういう教え方をしているのかというのは気になるところ。中学3年間の内容は中1で終了するとか、生…

ローマ人の物語 (1) ― ローマは一日にして成らず(上) 新潮文庫

ASIN:4101181519前々から気になってはいて、1巻が出たときに図書館で一度借りたんだけど読まずに返しちゃって、最近文庫になって、また読もうかなぁと思いつつしばらく放ってあったのだけど、最近読む本がなかったのでいよいよ文庫の1巻を買ってきた次第。…

菊と刀

ASIN:4390105000とても面白かった。さすがに名著と言われるだけのことはある。第二次世界大戦中に、アメリカが敵国日本を理解するために行った研究成果を、平易な文章で書き直したのが「菊と刀」で、文中で述べられる日本人の暮らしは、戦後生まれで共働きの…

西行

ASIN:4004302773院生の頃に一度読んだ本。新書という軽さと、まとまりの良さで気に入っていて、ふとまた読みたくなって、実家に取りに戻ったところ見当たらなかったので、結局買いなおしてしまった。西行のどこが好きかというと、一般に、わびさびとか、無常…

鉄の首枷

ASIN:4120006956既に絶版の本なので、図書館で借りて読んだ。内容は、小西行長の生涯を遠藤周作が史料と想像をもって語ったもので、小説ではない。そういう点では、イエスの生涯と非常に似ている。ざっとあらすじを言えば、行長は、堺の商人の子として生まれ…