プロ野球、合併問題

昨日、西武の堤オーナーが、もうひとつの合併を考えている、という発言を受けて、一気に1リーグへ加速する模様。選手、ファンは、猛反発。世論もどちらかというと、オーナーたちの強引すぎる進め方に嫌気がさしている感じがする。唯一、広島の松田オーナーだけは、市民球団らしく、合併に反対らしいけど。

素朴な疑問として、球団の収入を支えているファンをないがしろにしてまで1リーグにするメリットって何なんだろうか?仮に、来年から1リーグ制が始まったとしても、みな、日本のプロ野球に嫌気がさして、誰も見に来ないんじゃなかろうか?球団を保持している会社もイメージが低下するだろうし…。ダイエー対巨人が見られます、といったところで、すぐに飽きると思うんだけどなぁ…。何が得なんだろ。

一番の問題は、球団経営に金がかかりすぎることだったら、選手の給料を減らすことを考えるのが、まず最初なんじゃなかろうか?野球選手の給料、高すぎるよ。Jリーグなんて、楢崎の1億円が最高なのに。サラリーキャップ導入の絶好の好機だよね。「球団がなくなって路頭に迷うよりは、多少給料が安くなっても野球ができるだけいい」って思うだろうし。年棒引き下げの手段として合併を持ち出したなら、納得いくんだけど。

ただでさえ翳りが見える野球人気に、追い討ちをかけてどうする。