久多良木健のプレステ革命

元旦の夜にツタヤへ行ったついでに買いました。

内容は、久多良木健がPlayStationを発売するまでの歩みを示したもの。
小学生のころから実家の商売を手伝い、ソニーへ入社すると、2インチフロッピーの開発に携わった後に情報処理研究所へ移り、システムGというグラフィクスシステムに衝撃を受け、ComputerGraphicsを家庭に持ち込む野望に向かって、途中、任天堂の裏切りや、社内の反対にあいながらも、ソニーの重役たちを取り込みながら、ついにPlayStationの発売へたどり着く。

「ようやるなぁ、この人は」というのが正直な感想。ここまで情熱を傾けられるのであれば、現在の結果もさもありなん、という気になった。情熱とくらいつきの精神こそ大切だということを改めて認識したが、一番大変なのは、くらいつくだけの確信を得られるような技術を見つけることだよなぁ。