Jim Blinn's Corner 日本語版(1) 続き
ようやく読み終わった。A Trip Down the Graphics Pipeline という副題の通り、グラフィクスパイプライン内での座標変換に関する内容がほとんどを占める。目新しいネタというよりも、なんとなく曖昧に理解していたことを、もう一度筋道立てて説明してもらった感じ。「双曲補間」は、パースペクティブコレクションの復習にはちょうどいいだろう。「同次座標を用いた透視変換」では、ワールド座標系でビューフラスタムを定義して、それを四角柱にして、平面に押しつぶす、という一連の動作を、分かりやすい図を使って説明していてとても面白かった。
IEEE CG&Aの連載だけあって、入門者がいきなり読む本じゃないね。
