「ジャイッチが一番だ!!」と運転手は語った

カナダ到着以来ずっと乗ってきたレンタカーを返しに、地元のWaterloo空港へ行く。無事に車を返却したあと、タクシーを呼んでもらって大学まで返る。

で、そのタクシーの運転手(50代)と話していたら、彼がユーゴスラビア出身と判明。名古屋サポにとって、ユーゴスラビア出身といえばこの話題を振らないわけにはいかない。

「俺はストイコビッチが大好きだ」

と言ったら、
『おお、ストイコビッチを知っているのかい?確か、今はサッカー協会会長だよ。彼は確かにいいプレイヤーだったね。でも、一番はなんてったってジャイッチだよ!
「ズベズダのドラガン・ジャイッチ?」
『そうそう!ジャイッチも知ってるのか!!彼は凄かった!!左足で、コーナーキックから何本も直接ゴールを決めたものさ。彼は、永遠にベストだ。ほかにも、レッドスターには優秀な選手がいっぱいいたよ。』
プロシネツキとか」
『そう!あとは、ベロデディチ』
「彼は、ルーマニアの選手だよね?」
『そうだ、ステアウア・ブカレストからレッドスターに来て、スターになったんだ。』
「あとは、ユーゴビッチとか、ミハイロビッチとか…」
ユーゴビッチ!!彼は、俺が見た中で一番の中盤の選手だよ!!』
「僕がピクシーを好きなのは、彼はとても感情豊かにプレーするからなんです。」
『それがユーゴスラビアフットボールの特徴だからね。俺たちはいつも情熱を持ってプレーするんだ』


などと盛り上がり、とても楽しいひとときでした。運転手さんも、まさかこんな東洋人から自分の故国のフットボーラーの話が聞けるとは思っていなかったらしく、大変感激した様子。

いやぁ、いい経験しました。これもすべてピクシーのおかげ。ありがたや。

写真は、生活立ち上げに役立ってくれたマイカー。シボレーマリブ。