日本対イラン

エアボード経由でコクーンを予約して、結果を知らずに見ようかと思ってたけど、うっかりWebで先に結果を見てしまった。残念。

サッカーの試合をはじめてエアボードで見てみたけど、10秒おきくらいに映像が途切れるので、快適とまでは言えないものの何が起こってるかは分かる。(でも、大黒のゴールはわからんかった)

ぴちぴちのダエイは、なんか見なきゃよかったというか、とても哀しい気分にさせられるが、そんな変わり果てた外見とは裏腹に日本ゴールを何度か脅かし、きっちりPKとっていくあたりはさすが。

でも、一番驚いたのは実況と解説…。

日本にいるころはいつもBSかCSで見てたので、地上波でサッカーみるのは久しぶり。至る所でその酷さは聞いたけども、これほどとは思わなかった。

無駄なハイテンション、選手の名前を間違える、ピッチ上と関係ない話題をむける、表面の事象だけとらえて選手の意図にほとんど触れない。うーん……。

ただ、自分としてはものすごく不快な実況だったけども、だからといって、このスタイルが悪いとも言えない。

NFLを見始めたころ、BSと日テレと二つの選択肢があったのだけど、僕は日テレの方が好きだった。BSの放送は、静かに試合中継を語る形式で、無言の時間が長い。一方、日テレのほうは、ダイジェスト形式だったせいもあり、無言の時間が短い。当時、BSはなんか間延びして退屈だと思ったものだ。入門者にとっては、視聴者を退屈させない番組作りをしてくれたほうがありがたい。そういう意味では、フジテレビのセリエAダイジェストは秀逸だったと思う。サッカー小僧も好き。

だから、たとえサッカーファンにとって評判が悪くとも、普通の人たちが楽しめればそれでいいんじゃないのかな、と。なので、普通の人たちが、あの実況と解説をどういう風に感じているのかを知りたい。

もっとも、日テレのNFL中継の実況と解説は、もっと静かで、ちゃんとプレーの分析をしてくれて、フットボールの奥深さを教えてくれるつくりになっていたのだけど。