さらば、Rose

先週に引き続き、今週末もAirCanadaCentre(ACC)へ。

今日の相手はNewYork。今季、絶不調のKnicksは、序盤からパスミスやアウトオブバウンズなど、ケアレスミスを連発。全く復調の兆しのないまま自滅という印象。

PennyもMarburyも出なかったのだけど、驚いたのは172cmダンカーのNateRobinson。ゆらーっとしたドリブルから、急にスピードを上げてゴールへ突進して、驚異的なジャンプ!トランポリンでも仕込んであるのかと思うような高さで、ただただびっくり。これは、来た価値はあった。

一方、Ratpors。今日はCarlieVillanuevaとMoPeteが元気。MikeJamesとCalderonの両PGが、今日は珍しく同時にプレーする時間が長かった。早々とリードを奪ったので、新布陣を試していたのかもしれない。

Roseは、2006年のドラフトピックと非公開の金銭とあわせて、KnicksのAntnioDavisとトレード。Raptorsとしては、サラリーキャップ対策としてどうしてもRoseを出したかったようで、何だか足元見られたようなDealという印象だけど、仕方ないのかも。

ただ、このトレードを知ったのは帰りの車の中。選手紹介の時に流されるムービーからRoseが外れていても、「あー、とうとう球団もRoseを球団の顔から外したのか」と思っただけで、試合でプレーしていなくても、たいして珍しいことではないので、最後、試合終了後に"Thank you Jalen Rose"のメッセージが出たときにはびっくり。

何度となく「ああ、使えねぇRose」と思ったけども、いざ出されてみると、まぁ、なんとも、ものさびしいというか、これがビジネスというか。何でも、先日のKings戦は彼の33歳の誕生日だったそうで、最後に良い思い出を作れたといった感じだろうか。最後の見せ場を生で見られたのはラッキーだった。