ジダンの頭突き
ジダンがフランスでインタビューに答えて、やはりあの頭突きの原因はマテラッツィが彼の家族を罵倒したからだ、と説明しました。
後味悪いよなぁ。やっぱり。
選手同士で暴言を言い合っても、審判から離れていたら判断のしようがない。だから、暴言しても言った者勝ち、というのはやっぱり改めないといけない。でも、どうやったらいいんだろう?審判増やすわけにもいかないし。結局は、選手の良心しかないのか。
マテラッツィは、見せしめとして厳しい処分が下されるかもしれないですね。
しかし、ジダンのキャリアを振り返ってみると、勝ちも負けも味わっていて面白いです。
クラブでは欧州カップ戦の決勝で3連敗してます(ボルドー(96年UEFAカップ)、ユベントス(97、98年チャンピオンズリーグ))。この頃は、僕は学生時代で一番試合を見られたころなので、97年のユーべの驚異的な強さは、肩のあたりが丸くなった変なユニフォームと共によく覚えています。ディリービオ、デシャン、凄かったなー。でも、決勝でドルトムント(というよりもリードレか)に不覚をとり、翌年も決勝でレアルに敗退。「あー、ジダンって勝ち運ないのかなー」などと思ったものです。
で、その後は98年のフランス優勝を契機に別格の存在になり、Euroを制し、レアルでは自身のスーパーボレーでチャンピオンズリーグも獲得し、絶好調。
が、2002年のワールドカップでまさかの予選リーグ敗退。2004年はギリシャに負けて代表を引退。
このまま静かに去っていくのかと思いきや、フランスのワールドカップ予選での苦戦を見て代表に復帰して、いざ大会が始まってみれば大活躍。
最後に、決勝で頭突き。
宇宙人だ。